大叶种大葉種
用語 · 品種
大葉種(雲南大葉種)
文字どおりの意味
大きな葉の品種/系統
定義#
葉の大きな茶樹のグループを指す中国語の呼称。中国の植物科学の文献は、茶樹の遺伝資源を葉の大きさによって大葉・中葉・小葉の各型(大叶, 中叶, 小叶)に分ける。参照した1点の文献は3つの型を挙げるが数値による境界は示しておらず、ここでも境界値は記さない。大叶种は1つの品種ではなくグループの名である。云南大叶种(雲南大葉種)は雲南のプーアル茶の元になるグループで、Menghai Daye や Fengqing Daye といった名のついた選抜は、その中の品種または集団である。中国語版Wikipediaはプーアル茶を、雲南の定められた地域の云南大叶茶(Camellia sinensis var. assamica)の日干しの毛茶から作る茶と定義し、半乔木型の例として云南大叶种を挙げる。英語版Wikipediaは雲南の茶樹を「the large leaf type of Chinese tea」と呼ぶ。GB/T 22111-2008 のGI規格の本文は参照しておらず、原料に何を求めているかはここでは述べない。大葉種という表示は、樹齢・標高・品質について何も語らない。
訳語と用法#
| 言語 | 推奨表記 | 別表記と注意点 |
|---|---|---|
| English | large-leaf type 葉の大きな茶樹の系統(var. assamica系)。例:雲南大葉種 翻訳 |
使用できる別表記
避ける表記 Assam tea (for Yunnan large-leaf) 「assamica」は植物学上の変種名であり、インドのアッサム地方の茶との関連を示すものではない gushu / old tree 葉の大きさは樹齢ではない |
| Deutsch | großblättriger Typ (Dayezhong) großblättriger Teepflanzentyp (Assamica-Typ), z. B. Yunnan-Großblatt 翻訳 |
使用できる別表記
避ける表記 Assam-Tee 「assamica」は植物学上の変種名であり、インドのアッサム茶のことではない |
| Русский | крупнолистный тип (да е чжун) крупнолистный тип чайного растения (ассамского типа), например юньнаньский крупнолистный 翻訳 |
使用できる別表記
避ける表記 ассамский чай assamicaは植物学上の変種であり、インドのアッサムではない |
| 简体字 | 大叶种 | |
| 繁體字 | 大葉種 | 地域による用法
|
| 日本語 | 大葉種(雲南大葉種) 大きな葉をつける茶樹の系統 翻訳 |
使用できる別表記
避ける表記 アッサム種(雲南大葉種の同義語として) アッサム種は var. assamica の日本語名である。日本語の文献は中国大葉種(f. macrophylla)も別のグループとして挙げており、両者は同義語ではない |
よくある混同#
用語#
この用語を使う項目 22#
普洱茶
プーアル茶 Pǔ'ěr chá
地理的表示の対象地域内で、大葉種の晒青毛茶から作る雲南の茶の総称です。主に、自然に熟成する生茶と、渥堆を行う熟茶の二つに分かれます。
草稿
云南
雲南 Yúnnán
中国南西部の省で、茶の栽培面積・生産量ともに国内最大。プーアル茶の地理的表示が認められる法定産地で、その範囲は11の地級行政区、75の県級行政区に及ぶ。
草稿
云南大叶种
雲南大葉種 Yúnnán dàyèzhǒng
雲南の大葉の茶樹を広くまとめた集団。プーアル茶規格は、この原料から作る天日乾燥の毛茶を求めています。
草稿
凤庆茶厂
鳳慶茶廠 Fèngqìng Cháchǎng
滇紅紅茶の発祥工場。1939年、馮紹裘の下で順寧実験茶廠として設立。1996年に滇紅集団となり、2022年に再建手続きに入った。
出典あり
英德红茶
英徳紅茶 Yīngdé hóngchá
広東省英徳の地域的な紅茶。現代の生産史は1959年にさかのぼります。
出典あり
双江
双江 Shuāngjiāng
臨滄の4民族自治県(ラフ族、ワ族、プーラン族、タイ族)。茶園は約34万ムー。勐庫鎮と冰島を含み、勐庫大葉種の在来種を産する。
草稿
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勐库
勐庫 Měngkù
双江北部の茶の鎮。16の行政村、約13万ムーの茶園があり、大雪山の尾根を境に西半山と東半山に分かれる。勐庫大葉種の在来種と冰島の産地。
草稿
冰岛
冰島 Bīngdǎo
双江県勐庫北部のタイ族の村。老寨の古樹生茶は、単一村産プーアル茶の中で最も高価。2025年に認められた国家の地理的表示は、老寨の集落だけを対象とする。
出典あり
攸乐
攸楽 Yōulè
景洪にある基諾山。清代の六大茶山の記述で最初に挙げられ、唯一勐臘県外に位置する。攸楽村に最大の古茶園がある。
出典あり
英德市
英徳 Yīngdé Shì
広東北部のカルスト地形と丘陵からなる市。1959年に設置された省の茶研究拠点で育成された大葉品種を用い、英徳紅茶(英紅)を産する。
出典あり
安化县
安化県 Ānhuà Xiàn
資江沿いの山間の県で、安化黒茶の中心地。1595年から公認の辺境交易茶を供給し、現在は36万ムーの茶園があり、「金花」を生じる茯磚茶を作る。
出典あり
忙肺
忙肺 Mángfèi
永徳県勐板郷の行政村で、標高約1,500〜2,000 mに位置する。1980年に命名された忙肺大葉種の集団の産地であり、永徳のプーアル茶では最もよく知られる名。
出典あり
勐库大叶种
勐庫大葉種 Měngkù dàyèzhǒng
雲南省双江の勐庫に結び付く、実生で増殖する大葉の茶樹集団。一様な一つのクローンではなく、在来種です。
草稿
凤庆大叶种
鳳慶大葉種 Fèngqìng dàyèzhǒng
鳳慶原産の実生繁殖の大葉集団。滇紅の生産との結び付きが強く、雲南緑茶やプーアル茶にも使われます。
出典あり
云抗10号
雲抗10号 Yúnkàng 10 Hào
雲南省農業科学院が南糯山の茶樹集団から選抜した栄養繁殖品種。複数の製茶スタイルに適し、広く使われる原料です。
出典あり
紫娟
紫娟 Zǐjuān
雲南大葉種の材料から選抜した紫芽の品種。紫色の芽、若葉、茎により、一般的な「紫芽」の茶とは区別される、名のあるクローンです。
出典あり
福云6号
福雲6号 Fúyún 6 hào
福建で、福鼎大白茶と雲南大葉種材料の自然交雑後代から選抜された早生の栄養繁殖品種。
出典あり
英红9号
英紅9号 Yīnghóng 9 hào
広東の茶業研究機関が雲南大葉種の材料から選抜した、大葉の栄養繁殖品種。紅茶に使われます。
出典あり
翠峰
翠峰 Cuìfēng
福鼎大白茶と雲南大葉種材料の自然交雑後代から、杭州で選抜された中生の緑茶用品種。
出典あり
迎霜
迎霜 Yíngshuāng
福鼎大白茶と雲南大葉種材料の自然交雑後代から、杭州で選抜された早生品種。紅茶と緑茶に適します。
出典あり
浙农117
浙農117 Zhènóng 117
浙江大学が緑茶・紅茶の両用途向けに選抜した早生品種。
出典あり
云南双江勐库茶叶
勐庫戎氏 Yúnnán Shuāngjiāng Měngkù Cháyè Yǒuxiàn Zérèn Gōngsī
戎加升が国営双江茶廠を買収した1999年に設立された臨滄のプーアル茶会社。勐庫・戎氏のブランドを持ち、氷島茶の初期の買手でもある。
出典あり