霜降そうこう
普洱
pǔ'ěr
用語 · 分類

プーアル茶

文字どおりの意味

プーアル(地名:雲南の普洱府・普洱の町)

定義#

大葉系Camellia sinensis var. assamicaの晒青毛茶から作る雲南の茶。自然に熟成する生茶、または渥堆発酵する熟茶として、散茶・圧製茶で販売されます。中国のGI標準GB/T 22111-2008は、名称を雲南の定められた生産区域と、毛茶の天日乾燥に結び付けます。名は清代の交易拠点、普洱府に由来し、必ずしも栽培地を指しません。

訳語と用法#

言語推奨表記別表記と注意点
English pu'er
晒青の大葉系原料から作る雲南の生茶・熟茶
ピンイン
使用できる別表記
  • pu-erh
  • puerh
  • pu-er
  • pu'er tea
避ける表記
Puer/Pu-erh as interchangeable with 'fermented tea'
若いうちは未発酵の生茶も含む
Pu Erh brand descriptions implying any dark or compressed tea
GIは名称を雲南の原料に限定する
Deutsch Pu-Erh
Tee aus Yunnan, roh (Sheng) oder gereift (Shou)
ピンイン
使用できる別表記
  • Pu-Erh-Tee
  • Pu Erh
  • Puerh
  • Pu Er
避ける表記
Pu-Ehr
文字順を入れ替えた、よくある誤記
Русский пуэр
юньнаньский чай из листа солнечной сушки, сырой (шэн) или ферментированный (шу)
ピンイン
使用できる別表記
  • пу-эр
  • пуэр-чай
避ける表記
пу эр (раздельно)
定着していない形。ロシア語では小文字の一語表記が標準です。
简体字 普洱
繁體字 普洱
地域による用法
  • 普洱茶
  • bou2 lei2
  • pou2 lei2
  • pou2 nei2
  • bou2 nei2
日本語 プーアル茶

よくある混同#

  • 欧米の大衆向けブランドは、雲南の葉を含まない着香ブレンドにも英語Pu-erhをよく使います。
  • 多くの出典はプーアル茶全体を発酵茶と呼びますが、若い生プーアル茶は微生物発酵していません。
  • 茶名での洱の広東語読み(lei/nei)は地名の読み(ji)と異なります。そのため香港のメニューはboleiと書き、別の茶と誤解されることがあります。
  • GB/T 22111-2008は生プーアル茶を圧製茶としてのみ認め、散状の生の葉は晒青毛茶です。等級分けは熟散茶のみ(特级、一级~十级)。保護区域は11地級行政区、75県、639郷鎮です(国家質量監督検験検疫総局2008年第60号公告)。
  • Pu-erh は英語で慣用される綴りで、pu’er は漢語拼音に沿う。広東語の形は別の読みを示し、標準中国語の拼音の異綴りではない。

用語#

この用語を使う項目 27#

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普洱
普洱市 Pǔ'ěr
2007年まで思茅と呼ばれた地級市。歴史的な中心地の寧洱がプーアル茶の名の由来となった。瀾滄の景邁、景谷、困鹿山を含み、10の県級行政区すべてがプーアル茶のGI対象地域に入る。
草稿
澜沧
瀾滄 Láncāng
普洱市のラフ族自治県。茶園は43万6,000ムー。恵民鎮には景邁・芒景の古茶林があり、2023年に世界遺産となった。
出典あり
景迈山
景邁山 Jǐngmàishān
瀾滄県恵民の山で、プーラン族とタイ族の村が森林の樹冠の下で茶を育てる。約1,180 haの古茶林が、2023年にユネスコ世界遺産に登録された。
出典あり
大理
大理 Dàlǐ
雲南西部のペー族自治州。下関茶廠とその沱茶で知られる。大理市、永平、雲龍、南澗、巍山がプーアル茶のGI対象地域に含まれる。
草稿
革登
革登 Gédēng
象明の安楽村にある、古六大茶山で最も小さな茶山。清代の記録に登場する「茶王樹」で知られるが、その樹はすでに枯死している。
出典あり
莽枝
莽枝 Mǎngzhī
元代から茶園がある象明の山。牛滾塘は康熙年間に北部六大茶山の茶市場となった。現存する古樹は少ない。
出典あり
景谷
景谷 Jǐnggǔ
普洱市のタイ族・イ族自治県。大きな白い芽をもつ景谷大白茶で知られ、白茶のモデル県として振興が進められている。
出典あり
香港
香港 Xiānggǎng
茶の取引・保管の主要拠点。地元でも小規模な栽培があり、嘉道理農場では茶を育て、ランタオ島の昂坪では復元の取り組みに伴う採摘が行われている。
出典あり
景东
景東 Jǐngdōng
普洱市北部のイ族自治県。無量山脈が通り、西に瀾滄江が流れる。茶園は約26万5,000ムー。唐代の「銀生の茶」とのつながりを掲げる。
出典あり
无量山
無量山 Wúliàngshān
南澗、景東、鎮沅、景谷を通る山脈。最高峰は景東の猫頭山(3,306 m)。3万1,585 haの国家級自然保護区があり、景東側と南澗側で茶を栽培する。
出典あり
昆明茶厂
昆明茶廠 Kūnmíng Cháchǎng
渥堆(プーアル熟茶の製法)が開発された昆明の国営工場。7581などの熟磚茶で知られる。
出典あり
雨林古茶坊
雨林古茶坊 Yǔlín Gǔcháfāng
古樹・単一産地の茶を中心とし、希望小売価格を公開するプーアル茶ブランド。
出典あり
普洱茶厂
普洱茶廠 Pǔ'ěr Cháchǎng
1975年に普洱県(現在の寧洱県)に設立された国営プーアル茶工場。通常、番号末尾の4とされ、2社が前身としている。
出典あり
临沧茶厂
臨滄茶廠 Líncāng Cháchǎng
紅茶産地の拡大に伴う1950年代の国営工場。後に県・地区の工場へ分かれ、銀毫・健身沱茶で知られた。現在は民営企業が名称を使う。
出典あり
云南省茶叶进出口公司
雲南省茶葉進出口公司 Yúnnán Shěng Cháyè Jìnchūkǒu Gōngsī
1938年設立の雲南省国営茶貿易会社。輸出権と番号制度を管理し、大工場のプーアル茶を中茶、後に吉幸ブランドで販売した。
出典あり
南涧茶厂
南澗茶廠 Nánjiàn Cháchǎng
元下関工場長が設立した南澗県茶廠。土林鳳凰沱茶で知られ、1991年の国有会社を経て雲南土林茶業へ続く。
出典あり
中国茶叶
中国茶葉 Zhōngguó Cháyè Gǔfèn Yǒuxiàn Gōngsī
1949年設立の国営茶貿易会社で、現在はCOFCOの中国茶葉。その中茶の八中マークは昆明・勐海・下関の茶を長年包み、現在も使われる。
出典あり
安宁海湾茶业
海湾茶業 Ānníng Hǎiwān Cháyè Yǒuxiàn Zérèn Gōngsī
元勐海茶廠幹部の鄒炳良と盧国齢が1999年に設立した昆明地域のプーアル茶会社。老同志茶餅で知られる。
出典あり
云南双江勐库茶叶
勐庫戎氏 Yúnnán Shuāngjiāng Měngkù Cháyè Yǒuxiàn Zérèn Gōngsī
戎加升が国営双江茶廠を買収した1999年に設立された臨滄のプーアル茶会社。勐庫・戎氏のブランドを持ち、氷島茶の初期の買手でもある。
出典あり
Farmerleaf
Farmerleaf
瀾滄の景邁大寨でYubaiとウィリアム・オズモントが営む小規模な家族工場。自社小売部門Farmerleafを通じて販売する。
出典あり
八角亭 宫廷普洱
八角亭 宮廷プーアル Bājiǎotíng Gōngtíng Pǔ’ěr
以前の宮廷普洱王の名を継承する、八角亭の継続的な熟茶シリーズ。
出典あり

参考資料#