膨風茶 (芒種–大暑)
6月5日 – 7月23日
節気の芒種〜大暑。日付は節気からの推定。中心期は端午節前後の約10日間。
新竹の丘陵にある客家の郷。東方美人は当地で膨風茶(「ほら吹きの茶」)と呼ばれる。夏のウンカが吸汁した茶葉を使い、酸化を強く進める。
周辺の茶産地を座標に基づいて示しています。位置のみの表示で、境界は示していません。
6月5日 – 7月23日
節気の芒種〜大暑。日付は節気からの推定。中心期は端午節前後の約10日間。
| 地域の言葉 | 方言 | |
|---|---|---|
| 膨風茶 pong fungˊ caˇ | 客家 | 「ほら吹き茶」=東方美人。四県腔、台湾客家語拼音(声調55-24-11)。 |
| 膨風茶 pongˇ fungˋ ca | 客家 | 「ほら吹き茶」。海陸腔、台湾客家語拼音(声調11-53-55)。海陸腔の項目は著蜒茶も同義語に挙げる。 |
東方美人(白毫烏龍、膨風茶/椪風茶)は小綠葉蟬(Jacobiasca formosana)に吸汁された芽を用いる。虫害が蜜・熟果香を誘発するため、農薬散布を避ける。初夏の芒種〜大暑(6〜7月)に摘み、中心期は端午節前後の約10日間。茶業改良場は酸化度約60%、新竹・苗栗の製茶者は75–85%ともいう。完成葉には白い芽、緑・黄・赤・褐色の五色が見える。品種は青心大冇・青心烏龍(最良と評価)・白毛猴・慢種・台茶12號・台茶15號・台茶17號など。北埔では膨風茶/椪風茶と呼ぶ。虫害茶が町の外国商人に思いがけない高値で売れた農家を、隣人がほら吹きと呼んだという物語にちなむ。古い輸出名番庄烏龍は大稲埕の番庄館精製業者に由来する。ヴィクトリア女王、別説では1960年頃のエリザベス2世がOriental Beautyと命名した話は、文書の裏付けのない伝説で、教育部客家語辞典の用例も伝聞として扱う。北埔の約93–95%は客家。